8月18日講演会:チョコレートの起源をめぐる旅。野生カカオ探索と5500年前の遺跡を訪ねてーカカオはどこから来て、どこへ向かうのか

8月18日講演会:チョコレートの起源をめぐる旅。野生カカオ探索と5500年前の遺跡を訪ねてーカカオはどこから来て、どこへ向かうのか

サンタアナ・ラ・フロリダ遺跡の全景

Event / 2026.8.18 (火) 18:30〜

チョコレートの起源をめぐる旅。
野生カカオ探索と5500年前の遺跡を訪ねて

チョコレートの発祥の地はガーナではなく、南アメリカのアマゾン源流域です。5500年前にカカオが利用されていたことを示す遺跡「サンタアナ・ラ・フロリダ」を2026年5月に実際に訪れた広島大学名誉教授・佐藤清隆先生を迎え、カカオの過去と未来を語り合う夜。アリバカカオ×野生クラレイカカオの食べ比べつき。

イベント概要

日時 2026年8月18日(火)18:30〜20:45
開場 18:00 / 終了 21:00(完全撤収 21:30)
会場 港区立産業振興センター 10階 会議室1
港区芝5丁目36-4 札の辻スクエア
JR田町駅 三田口(西口)徒歩4分 / 都営地下鉄三田駅 A4出口徒歩3分
参加費 3,500円(チョコレートつき 約2,100円相当)
主催 ママノチョコレート(株式会社コータロー)

チョコレートの原料、カカオ。その発祥の地がどこかご存じですか。「ガーナ」などアフリカだと思っている方も多いかもしれません。でも実際には、南アメリカのアンデス山脈に近いアマゾン川源流域が発祥の地です。

約10年前、エクアドルの熱帯雨林近くで、人類が5500年以上前からカカオを栽培・利用していたことを示す遺跡が発見されました。サンタアナ・ラ・フロリダ遺跡です。

2026年5月、僕たちはその遺跡に実際に足を踏み入れました。遺跡の発見者たちから直接「カカオ発祥の物語」を聞き、今もその周辺で続く野生カカオの新品種探索プロジェクトも見学してきました。

このイベントでは、遺跡を訪問した広島大学名誉教授・佐藤清隆先生に、旅の記憶と現地で目撃したものをありのままに語っていただきます。2025年にはアマゾンの森の中で野生カカオを探索した経験も持つ佐藤先生と、エクアドル・アマゾンの先住民カカオを日本に届け続けているママノ代表・江沢が、カカオの過去と未来を対話形式でひもときます。

難しい専門用語は脇に置いて(できるだけ!)、旅の記憶、現場の写真、発見の驚き、カカオの歴史の面白さを中心にお届けします。チョコレートが好きな方、エクアドルやアマゾンに関心がある方、食文化や歴史に興味がある方であれば、どなたでも楽しんでいただける内容です。

サンタアナ・ラ・フロリダ遺跡 住居跡と散策の様子

遺跡内を散策。石で組まれた住居跡が広がる。矢印の位置に季節を示す三角石。

遺跡散策の参加者と土器の説明

発見者から直接説明を受ける。右手の壺にトウモロコシ、左手の壺にカカオ。

5500年前の遺跡が語るカカオ

サンタアナ・ラ・フロリダ遺跡では、カカオ形をモチーフにした土器が数多く発見されています。ヒトの顔、貝殻、ジャガーの顔が表面に刻まれた土器は、カカオが単なる食料ではなく、儀礼的・文化的な意味を持つ存在だったことを示しています。

5500年前のカカオ形土器。ヒトの顔・貝殻・ジャガーの顔

左から:ヒトの顔 / 貝殻 / ジャガーの顔。カカオをかたどった5500年前の土器。

当日は佐藤先生が実際にこれらの土器(レプリカ)を手に取りながら、遺跡が示す歴史の意味を語ってくれます。

佐藤清隆先生がカカオ形土器のレプリカを手に持つ

カカオ形土器のレプリカを手にする佐藤先生。

当日の流れ

  • 18:00
    開場
  • 18:30
    開会・趣旨説明江沢よりご挨拶
  • 18:35
    第1部「エクアドル・アマゾンの野生カカオ探索」 佐藤先生 / アマゾンの森の中で野生カカオを探した2025年の旅。泥道、木登り、クラレイカカオとの出会い。
  • 18:55
    第2部「5500年前のカカオ利用とサンタアナ・ラ・フロリダ遺跡」 佐藤先生 / 遺跡に実際に入って見えたもの、感じたこと。チョコレートの歴史観をどう変えるか。
  • 19:35
    休憩
  • 19:40
    第3部「味わって理解する野生カカオ」 江沢 / アリバカカオのチョコレートと、野生クラレイカカオのチョコレートを食べ比べ。
  • 20:05
    第4部「カカオはどこへ向かうのか」 佐藤先生 × 江沢 / 森、先住民、野生カカオ、チョコレートの未来について二人で対話。
  • 20:25
    質問・ディスカッションタイム
  • 21:00
    終了

当日のチョコレート食べ比べ

エクアドル・チャクラ農園前での集合写真

エクアドル・アマゾンのカカオ農園にて。佐藤先生(右端)と江沢(前列左)も参加した2026年の現地訪問。

第3部では、2種類のカカオのチョコレートを実際に食べ比べながら、産地・品種の違いを体で理解するセッションをお届けします。

アリバカカオ(エクアドル・ナポ州)

エクアドルを代表する伝統的なナショナル種。キチュア族農家がチャクラ農法で育て、ライチやフルーツのような明るい香りが特徴です。ママノが10年以上にわたって直接取引を続けてきたWINAK組合のカカオです。

野生クラレイカカオ(エクアドル・アマゾン)

アマゾンの原生林に生育する野生のカカオ。栽培品種とは一線を画す独特の個性があり、佐藤先生が2025年に直接探索に訪れた品種です。その複雑な風味と、遺跡が示す5500年前のカカオ文化とのつながりを、ぜひ実際に味わって感じてみてください。

江沢コータローがアマゾンの森で野生カカオを手に持つ

アマゾンの森の中で見つけた野生カカオの実。

アマゾンの熱帯雨林

カカオが育つエクアドル・アマゾンの熱帯雨林。

登壇者プロフィール

佐藤清隆先生

佐藤 清隆

広島大学名誉教授・工学博士 / 通称「チョコレート博士」

1974年名古屋大学大学院工学研究科修了。食品物理学を専門とし、40年以上にわたりチョコレートの基礎・応用研究を世界的に牽引。明治ガルボの生みの親のひとり。退官後も国内外で幅広く研究交流を続け、75カ国を訪問。2025年にエクアドル・アマゾンで野生カカオの探索に参加。2026年5月、サンタアナ・ラ・フロリダ遺跡を日本の民間人として(おそらく)初めて訪問した。

江沢コータロー

江沢 コータロー

ママノチョコレート代表

2013年にママノチョコレートを創業。「森と生きる」をコンセプトに、エクアドルの先住民キチュア族との直接取引を通じ、伝統的なアグロフォレストリー(チャクラ農法)で育てたカカオやチョコレートを扱う。2024年、NGOママノアマゾニア設立。

チケットのご購入はPeatixから

参加費 3,500円(チョコレートつき 約2,100円相当)

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キャンセルはイベント1週間前まで受け付けます。
Peatixの「主催者に連絡」よりご連絡ください。

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