ジャングルマカンボ

マカンボ (Theobroma bicolor)
は、別名ホワイトカカオ、ジャガーカカオとしても知られるカカオの親戚です。1100年前に同じアオイ科の植物がカカオとマカンボに分かれて進化してきました。現地ではキチュア語で「パタスムユ」か「カカオブランコ」と呼ばれることが多いです。
繊細な白い豆で、焙煎するとサクサクした食感とさっぱりとしたナッツの味わいを楽しむことができます。
現在、商業的にはほとんど栽培されていませんが、エクアドルのアマゾン地域のチャクラ農園では伝統的に栽培されている木であり、キチュア族の重要な食材の一つとなっています。
マカンボはカカオのシェードツリーの役割を果たしたり、落ち葉が天然の有機肥料となってカカオの栽培を手助けする役割を果たしています。
マカンボが新たな収入源となることは、キチュアの人々の収入向上、生物多様性保存、熱帯雨林保全などの持続的な価値に繋がっていますので、ぜひ積極的に使って頂けたら嬉しいです。
マカンボの特徴
風味はカシューナッツ、アーモンド、枝豆のような穏やかでナッティな風味と甘さを持ちます。メロンとバターのような香りもほのかに感じることができます。
栄養価はとても高く、マカンボの種は、タンパク質と食物繊維を豊富に含んでいます。また、マカンボの種には血圧を下げ、筋肉をリラックスさせるテオブロミンも含まれています。
マカンボの活用方法
- 料理の材料に
- 製菓材料として
- カカオの代用としてチョコレート作り
- ローチョコ作りにおけるカシューナッツの代わり(ミルク成分代替)
- サラダ、料理、ナッツの代わりに使用
マカンボの焙煎について
生(乾燥)で食べても美味しくお召し上がりいただけます。焙煎はお好みで、低温焙煎でマカンボの風味を残しても美味しいですし、高温焙煎で香ばしさを出せばよりナッツ感が出てきます。オーブンで焙煎していただいても良いですし、フライパンで炒っていただくのも良いと思います。色々とお試しください。
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