森を守るチョコレートの裏側 ママノ江沢がエクアドル・アマゾンの協働を講演【GO GLOBAL エクアドル編】(2026年2月19日セミナー動画)

森を守るチョコレートの裏側 ママノ江沢がエクアドル・アマゾンの協働を講演【GO GLOBAL エクアドル編】(2026年2月19日セミナー動画)

動画の章立て

時刻を押すと、その場面から再生されます。

  • 0:00 自己紹介と講演のテーマ
  • 0:51 エクアドル・アマゾンツアーの案内
  • 2:32 ママノチョコレートの紹介
  • 3:59 NPO法人ママノアマゾニアの紹介
  • 5:04 チャクラとは何か
  • 8:58 炭素蓄積と世界農業遺産
  • 12:41 マカンボ・ジャングルピーナッツ・グアユサ
  • 13:40 アリバ種とカカオの品質管理
  • 15:04 キチュワ族の組合ができた理由
  • 16:07 樹高30mを超える野生カカオ
  • 17:37 栽培から輸送まで品質を高める4工程
  • 21:38 前払いとトレーサビリティ
  • 23:56 バニラビーンズと若手農家の支援
  • 26:47 原生林での6,000本の植樹
  • 28:39 この地域で活動を続ける理由

セミナーの内容

ママノチョコレートとNPO法人ママノアマゾニアの代表、江沢が「森を守るチョコレートの裏側 エクアドル・アマゾンの恵みと協働を価値に変える」という題で約30分講演しました。ママノは2013年からエクアドル・アマゾンのナポ県で活動し、現地の先住民キチュア族の仲間とカカオを扱っています。

チャクラは伝統的なアグロフォレストリー

チャクラは、伝統的なアグロフォレストリー(農業と森を組み合わせた栽培)の仕組みです。高さ30mほどの木が日陰をつくり、その下でカカオやコーヒー、柑橘が、さらに下でバナナや芋、パイナップルが育ちます。多いところでは用途のある作物だけで100〜120種類あり、まず家族の食事を賄い、カカオのような収入源、建材、儀式に使う植物もそろいます。講演では、カカオだけの単一栽培の農園に比べて2〜2.5倍の炭素を蓄積できるという論文が出ていることや、2023年に国連食糧農業機関(FAO)がアマゾンとアンデスのチャクラを世界農業遺産に認定したことも取り上げました。

おいしいカカオは栽培・収穫・発酵乾燥・保管輸送で決まる

組合のルールで、風味が弱いCCN51ではなく、おいしいと思える品種だけを育てています。収穫の翌日に組合が集荷するため、携帯電話やインターネットのない農家とも何か月も前から車で回って話し合います。発酵ではカカオの果肉の糖度や温度、pHを記録してもらい、日本で官能評価をしてどの発酵がよかったかを確かめています。乾燥後の水分値はチョコレートメーカーの求める味から逆算して調整し、輸送は冷蔵や15℃以下の便を使います。

組合と一緒に進める仕入れの仕組み

一緒に取り組む組合は97%ほどがキチュア族で構成されています。はかりをごまかされる、読み書きが得意でないことにつけ込まれ不平等な契約を結ばされる、といった状況を変えるために立ち上がった組合です。ママノは品質を満たす豆をしっかりした価格で買うこと、組合が農家に現金で払えるよう前払いすること、誰がいつ何kg持ち込んだかを記録してメーカーに伝えるトレーサビリティに取り組んでいます。記録は、次においしいカカオをつくる手がかりや問題の原因を調べる材料になります。

若手農家の支援と原生林での植樹

横浜のVANILLABEANSが主導し、ママノが支える3年間のプロジェクトでは、17〜27歳のキチュア族の若者が0.5ヘクタールの土地に約300本のカカオの苗を植えて、初めて自分の農園を持ちます。収穫したカカオはきちんとした価格で買い取ります。ママノアマゾニアは原生林の残る28世帯・約150名のコミュニティで、野生カカオ3,000本とチョンタ(桃やし)3,000本の苗を育て、2026年1月12日から17日にかけて植えました。

2月19日(木)18:00〜21:00「GO GLOBAL エクアドル編 エクアドルとともに考えるサステナビリティ ― 食・環境・ビジネスの現場から」にてママノ江沢が講演しました。講演の動画を公開しています。

■GO GLOBAL 【GO GLOBAL エクアドル編】開催概要

  • 日時: 2026年2月19日(木) 18:00 - 21:00(17:30 開場)

  • 会場: 東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア 港区立産業振興センター11Fホール小https://goo.gl/maps/CcdSCLHjNsXwfUJD8

  • セミナー参加費:無料(要事前申込)

  • 交流会参加費:1,000円 (ドリンク・アルコール・軽食あり) ※参加費は現金のみ

・主催: 港区立産業振興センター指定管理者  みなと・キャンパス・リログループ
・企画協力: エクアドル大使館

・事業担当: 株式会社キャンパスクリエイト

■ GO GLOBAL シリーズについて
「GO GLOBAL シリーズ」では、世界各国でご活躍中の方をお招きし、それぞれの地域に特化して、現地の概況や、日本企業/スタートアップとして狙うべきビジネスチャンス、現地トレンドからの示唆、進出のポイントなどについて、生の声と最新の知見を共有いただきます。様々な地域の共創パートナーの方々との連携イベントを準備しておりますので、ぜひご期待ください。

■ 港区立産業振興センターとは 
産業振興センターは「企業・人・地域の力」を一つに結び付け、最新の情報や技術を提供する「未来発展型の産業振興拠点」となる施設です。2022年4月、札の辻スクエア内にオープンいたしました。 9Fにはコワーキングスペースとビジネスサポートファクトリーがあり、スタートアップ・起業家・フリーランスの方や、テレワークで活動される方、オープンイノベーションに取組まれる方の活動拠点としてご活用いただけます。 利用者同士の交流・連携によるオープンイノベーションを促進するとともに、最新のビジネス支援情報を収集できる環境を提供いたします。

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