カカオ豆:アリバエスメラルダス|アソプロカナンデ組合|エスメラルダス州

アソプロカナンデ組合のメンバーと看板(農園)

Esmeraldas, Ecuador

アリバエスメラルダス

ASOPROCANANDE · Chachi Community

キニンデ郡カナンデ川流域で育つ、
チャチ族コミュニティのファインフレーバーカカオ

5日発酵 農薬不使用 アグロフォレストリー 森林保全 約88ha
収穫されたカカオポッド 果肉付きの生カカオ豆 開いたカカオポッド マルケシーナでの乾燥 品質チェック 集荷施設のメンバー

エスメラルダス州キニンデ郡のカナンデ川流域で、チャチ族コミュニティの小規模農家が育てるアリバエスメラルダスカカオです。農牧生産協会ASOPROCANANDE(プログレソ・デル・リオ・カナンデ)と直接取引し、香味豊かなファインフレーバーカカオの栽培と周辺熱帯雨林の保全を支える取り組みです。

業務用価格はオンラインショップ表示価格と別になりますので、お気軽にお問い合わせください。

カカオ豆について

  • 産地:エクアドル エスメラルダス州 キニンデ郡 マリンピア教区カナンデ(標高約110m/気温約28℃)
  • 品種:ナシオナルハイブリッド(EETP 800、EETP 801、パハリート、フォラステロなど。地域で長く選抜されてきた系統を含む)
  • 発酵:5日間(木箱発酵)
  • 乾燥:マルケシーナ(日よけ付き乾燥棚)での天日乾燥を基本。雨天・高湿度時はガス乾燥機で水分を整える
  • 焙煎の目安(メーカー向け参考):110〜120℃。ママノの試験では15分焙煎でナッツ感とフルーティーな酸味のバランスが良い結果
  • 農法:農薬を使わず、バナナや果樹と共に育てるアグロフォレストリー

アソプロカナンデ組合について

組合概要

名称 ASOPROCANANDE(農牧生産協会「プログレソ・デル・リオ・カナンデ」)
地域 エクアドル エスメラルダス州 キニンデ郡 マリンピア教区カナンデ 集落に電気・水道・インターネットあり。多くの農地はカナンデ川の対岸にあり、橋がないためカヌーで渡る
コミュニティ 約45世帯(チャチ族中核コミュニティ周辺)
主な収入源 ファインフレーバーカカオ(カカオ・フィノ・デ・アロマ)の栽培 化学肥料・農薬・殺虫剤を使わないよう努めた有機的な生産
品種の特徴 パハリート、フォラステロ、ベネズエラーノなど、約40年前から続く選抜系統を含む地域遺産的なカカオ INIAP EETP 800(アロマ・ピチリンゲ)、EETP 801(フィノ・ピチリンゲ)なども地域に適応
活動内容 香味豊かなカカオ栽培を通じて家族の生計を支え、文化的アイデンティティを守り、周辺の熱帯雨林を保全する

収穫期と収穫量

通常の収穫期 2月〜4月(平均で約300キンタル/約13.6トン)
最大収穫期 10月〜12月(最大で約400キンタル/約18.1トン)
予約・前払い 安定供給のため、最大3か月前からの収穫予約を受付。収穫後処理の物流・作業コストのため、納品の少なくとも2か月前までの前払いをお願いしています

ポストハーベストプロセス

カカオ豆の袋をトラックに積み込む様子
1

収穫

  • 病気のない健全で完熟したカカオポッドだけを選別して収穫
  • 果肉付きの完熟豆をポストハーベスト工程へ
2

発酵

  • 木製の発酵箱で発酵を開始
  • 発酵期間:5日間
  • 発酵中の温度を管理し、地域特有の香りと味わいを引き出す
3

乾燥

  • マルケシーナで天日乾燥を基本とし、適切な水分値に仕上げる
  • 雨天・曇天・高湿度で天日乾燥が難しいときはガス乾燥機を併用
  • 均一な乾燥により、再発酵やカビを防ぎ官能特性を守る
マルケシーナでの天日乾燥 乾燥中のカカオ豆
4

水分測定・袋詰め・出荷

  • 水分値を測定し、保管・販売に適した状態を確認
  • 良品豆を選別して袋詰めし、輸送する
カカオ豆の水分値測定

森林保全

ASOPROCANANDEのコミュニティは、約88.3ヘクタールの森林を合意のもとで自主的に保護しています。この森はカナンデ川の水源地であり、ジャガー、ピューマ、アルマジロ、オオハシなど多様な野生動物の住処です。

ローレル、サンデ、マホガニー、グアヤカンなど熱帯雨林特有の樹種が残り、湧き水や小さな滝も含まれます。協会としての優先課題のひとつが、このエリアを「保護区」として公式に認めてもらうことです。アグロフォレストリーによるカカオづくりとあわせて、次世代に豊かな自然を残す取り組みを続けています。

お問い合わせ

アマゾンチャクラ農法

森林伐採、気候変動の救世主と注目されるアマゾンチャクラとは、伝統的なアグロフォレストリー(森林農業)です。エクアドル・ナポ県の先住民キチュア族が1ヘクタールに100種以上の植物を栽培しています。2023年に国連食糧農業機関(FAO)より世界農業遺産に認定。

アマゾンチャクラとは?