アマゾン産チョコレートとは。エクアドル・アマゾンのカカオと通販
アマゾン産チョコレートとは、アマゾン熱帯雨林で育ったカカオ豆から作られたチョコレートです。ママノチョコレートは、エクアドル・アマゾンのナポ県、サモラチンチペ県、オレリャナ県のカカオを産地から直接仕入れています。



アマゾンはカカオが生まれた場所
カカオの原産地は南米のアマゾン上流域とされています。エクアドルでのカカオ利用は5,300年以上前にさかのぼり、エクアドル南部マヨチンチペ文明のサンタアナラフロリダ遺跡から、カカオを使った飲み物の痕跡が残る陶器が見つかっています。人類とカカオの関わりのなかで最も古い記録のひとつです。
いま世界で流通するカカオの多くは西アフリカや東南アジアで育ちますが、その元をたどるとアマゾンに行き着きます。
アマゾン産カカオの育ち方
エクアドル・ナポ県の先住民キチュア族は、チャクラと呼ばれる農法でカカオを育てています。チャクラはキチュア語で「家族のための森、庭、農園」を意味する言葉です。
一見すると深い熱帯雨林に見える場所が、実は代々手入れされてきた農園です。主食になる作物、果樹、薬草、木材になる樹木、観賞用の植物が、1ヘクタールのなかに100種以上共存しています。カカオだけを植えるモノカルチャーとは、成り立ちがまったく違います。
2023年、この農法は国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産(GIAHS)に認定されました。
アマゾン産と他の産地との違い
- 品種エクアドルの在来種であるナショナル種(アリバ)が中心です。花のような香りが特徴です
- 育て方森のなかで多くの植物とともに育ちます。農薬と化学肥料を使わない農家から仕入れています
- 収穫の規模小規模な家族農家が中心です。ナポ県のウィニャック組合は263世帯、28のコミュニティで構成されています
- 輸送船便で15度以下の温度管理のもと運びます
ママノが扱うアマゾン産カカオ
| 産地 | 生産者 | 特徴 |
|---|---|---|
| ナポ県 | ウィニャック組合 | チャクラ農法のアマゾンアリバ。フローラルでバランスの良い香り |
| サモラチンチペ県 | アソプロマス組合 | 標高1,100メートルの高地栽培。柑橘やベリーのような酸味 |
| オレリャナ県 | アマゾン熱帯雨林 | 野生クラレイ種(ホワイトカカオ)。フルーティーで繊細 |
エスメラルダス県のアリバカカオも扱っています。こちらはエクアドル北西部、太平洋側の産地です。地理としてはアマゾンに含まれませんが、先住民チャチ族のコミュニティが森のなかで農薬を使わずに育てている点は、アマゾンのチャクラと同じです。ASOPROCANANDÉ組合は883ヘクタールの森林を自主的に保護していて、そこはカナンデ川の水源地であり、ジャガーやピューマが住む森です。
森に自生する野生のカカオ
チャクラで育てるカカオとは別に、ナポ県には森に自生するカカオがあります。ママノが扱う野生クラレイ・ホワイトカカオは、ウィニャック組合のなかでも最も離れた地域にあり、そこまではジャングルを徒歩でおよそ3時間かかります。町や市場から遠いため、これまで買い手のいなかった場所です。
木の多くは100年を越えると見られる古樹で、高さは30メートルに達します。1本の木になる実はごくわずかです。収穫は木に10メートル、20メートルと登って行い、組合のメンバーがカゴに背負って運びます。アリバカカオとは別の木箱、別の発酵時間で仕上げています。
果実のなかの種は白く、チョコレート業界でホワイトカカオと呼ばれるものです。ラベンダーやライチを思わせる華やかな香りがあります。2025年春の遺伝子分析では、クラレイ系と推定されています。クラレイ種は、クリオロ種やナショナル種の元になった可能性が高い品種と考えられています。



カカオがアマゾンで生まれたという話は、遺跡の記録だけのことではありません。いまも森のなかで、人の手を離れたカカオが実をつけています。
どこで買えるか
食べるチョコレートを探している方
板チョコレート、生チョコレート、カードチョコレートなどをオンラインショップと東京・赤坂見附の店舗でお求めいただけます。
製菓や製造の原料を探している方
カカオ豆、カカオニブ、カカオマス、カカオバター、業務用クーベルチュールを1kgからご用意しています。法人アカウントを発行すると卸価格が表示されます。仕入れの前に味を確かめたい場合は、無料のサンプルをご依頼いただけます。
よくあるご質問
アマゾン産チョコレートとは何ですか。
アマゾン熱帯雨林で育ったカカオ豆から作られたチョコレートです。カカオの原産地はアマゾン上流域とされており、いまも現地でカカオが栽培されています。
他の産地のチョコレートと何が違いますか。
品種と育て方が違います。エクアドル・アマゾンでは在来のナショナル種(アリバ)が中心で、花のような香りが特徴です。森のなかで100種以上の植物とともに育つチャクラ農法で栽培されています。
チャクラ農法とは何ですか。
エクアドル・ナポ県の先住民キチュア族が代々受け継いできた農法です。キチュア語で「家族のための森、庭、農園」を意味します。2023年に国連食糧農業機関の世界農業遺産に認定されました。
アマゾン産のカカオ豆を仕入れられますか。
カカオ豆、カカオニブ、カカオマス、カカオバターを1kgからお求めいただけます。最低ロットの決まりはありません。仕入れの前に味を確かめたい場合は、無料のサンプルをご依頼いただけます。
野生のカカオもありますか。
ナポ県の森に自生する野生クラレイ・ホワイトカカオを扱っています。徒歩でおよそ3時間かかる森の奥にあり、100年を越えると見られる古樹から少量ずつ収穫しています。果実のなかの種が白く、ラベンダーやライチを思わせる香りがあります。
通販で買えますか。
オンラインショップでお求めいただけます。東京・赤坂見附の店舗でも扱っています。
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アマゾンチャクラ農法
森林伐採、気候変動の救世主と注目されるアマゾンチャクラとは、伝統的なアグロフォレストリー(森林農業)です。エクアドル・ナポ県の先住民キチュア族が1ヘクタールに100種以上の植物を栽培しています。2023年に国連食糧農業機関(FAO)より世界農業遺産に認定。
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