
「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」インタビュー動画 〜愛を込めて植えれば希望を収穫できる〜
エクアドルのチャクラコーポレーションが「みんなで育てるカカオの森プロジェクト」のインタビュー動画を作成してくれました!よかったらご覧ください。
→ https://www.youtube.com/watch?v=p3Pvc6LI7Y0
以下日本語訳
語りかける根
アマゾンの若者たちようこそ、新しいエピソードへ。
これは若者向け番組「チャクラ・アマゾニカ・語りかける根」です。
この番組は、トリアス(Trías)とチャクラ・コーポレーションの支援を受けています。
エクアドル・アマゾンの組織やコミュニティに属する若者たちが中心となって運営しています。今回は「みんなで育てるカカオの森プロジェクト(Mi primera chakra)」に参加する若者の一人のチャクラを訪れます。皆さんにもその様子をご紹介します。
[音楽]
このプロジェクトは、ウィニャック協会(Asociación Wiñak)と、Vanilla Beans、ママノチョコレートといった協力者との共同で生まれました。ここではカカオだけでなく、知識や持続可能性も育まれています。
今日はウィニャック協会の総合コーディネーター、ネルソン・セルダさんに、この取り組みについて詳しく伺います。ネルソンさん、ようこそ。
「ありがとう、サミラ。そして、若者を後押ししてくれるチャクラ・コーポレーションや若者ネットワークにも感謝します。このおかげで、ウィニャック協会の若者たちと進めている『Mi primera chakra』の活動を紹介できます。」――質問――
このプロジェクトはどのように始まったのですか?
「きっかけは、若者たちが自分たちの土地を離れ始めたことです。多くが首都に移住したり、鉱業で働き始めたりしていました。そこで、自分たちの土地を持続可能な経済の場として見てもらうために始めました。」この2年間で参加した若者にどんな影響がありましたか?
「研修や体験を通じて多くの学びがありました。特にお客様が現地を訪問してくれることが、若者のやる気をさらに引き出しています。」参加者やコミュニティはどう選びましたか?
「私たちはまず活動的な組合員を見て、本当にチャクラで働きたい若者を選びました。文化的なアイデンティティが少しずつ失われつつある中、若者の参加はとても重要です。」これまでの学びは?
「農業技術、テクノロジー、顧客との交流、組織力、そして何より若者同士の団結です。」[音楽]
ここにいるのはロナルさん。自分のチャクラに情熱を注いできた若者です。植物を見回っていたところを訪ね、木陰で話を聞きました。
初めてプロジェクト参加を知ったときの気持ちは?
「嬉しかったけど少し緊張しました。でも誇らしい気持ちで前に進もうと思いました。」最初に植えたものは?
「カカオの苗です。最初の日に50本植えて、その後どんどん増やしました。」チャクラを持って一番嬉しいことは?
「緑の苗が育っていくのを見ることです。枯れた枝を切り、手入れしながら成長させていくことに喜びがあります。」5年後の農園はどうなっていてほしいですか?
「大きく育ったカカオの木がたくさんあって、生産量も増え、さらに手入れを続けてより良くなっていると思います。」「田舎は稼げない」と思う若者に一言
「ちゃんと手入れすれば田舎は稼げます。剪定、清掃、幹を傷つけないこと、維持管理をしっかりすれば想像以上の成果があります。」[音楽]
わずか2年で9,000本以上のカカオ苗がロナルディさんのような若者に配られました。10人から始まった参加者は今では11のコミュニティに31人まで増えています。
この成長の意味は?
「組織構造や社会・経済への影響が大きく、若者が育てたカカオは国際市場にも出せるレベルです。」日々の課題は?
「技術導入、良い農業慣行の確立、そして価格の変動です。若者が技術的にも商業的にも先頭に立つことが必要です。」将来の夢は?
「今いる21人がモデルとなり、もっと多くの若者が加わってほしいです。販売が始まれば品質・量・経済状況を改善し、さらに参加者が増えることを願っています。」[音楽]
「愛を込めて植えれば希望を収穫できる」と言われます。なぜ若者とそのチャクラを支えるべきなのでしょう?
「彼らは未来の力だからです。ママノチョコレート、Vanilla Beans、チャクラ・コーポレーション、そして何より若者たちに感謝します。彼らは経済的安定と国際的な生産力の向上を実現しています。」あなたのチャクラを一言で表すなら?
「私のチャクラ(伝統的な森林農法、森の庭)は、心と体と魂を調和させる生命エネルギーの中心です。」[音楽]
今回の「語りかける根」にお付き合いいただきありがとうございました。
私たちアマゾンの若者ネットワークは、気候正義のためにアイデア、文化、行動で自分たちの声を上げ続けます。
次回お会いしましょう。さようなら。[音楽]