プレスリリース ママノチョコレート、日本初上陸のエクアドル熱帯雨林原産アマゾンバニラを取り扱い開始。
東京・赤坂に拠点を置くママノチョコレート(株式会社コータロー/代表取締役 江沢孝太朗/港区)は、魅惑的な香りを持つ希少なアマゾンバニラの日本初上陸を発表しました。
この品種は日本だけでなく、世界でもまだほとんど知られていないものです。当社はエクアドルの先住民キチュアの小規模農家組合とパートナーシップを結び、バニラの栽培・生産にも関わってきました。その結果、ようやくこの貴重なアマゾンバニラを日本にご紹介することができる運びとなりました。
このアマゾンバニラは、お菓子作りに新たな風味を加えるだけでなく、チャクラシステムという世界農業遺産に登録された農法で栽培されており、植物生物多様性の保全や、気候変動への適応、さらには先住民や小規模農家の収入向上支援にも貢献しています。
アマゾンバニラは、エクアドルアマゾンの固有種で、まだ市場での取引がほとんどないバニラです。
言葉にならないほど魅力的で幸せな香りで、豊富なバニリン由来の甘いバニラ香、シナモンやアニスのスパイス香、伽羅や白檀の木香などの複雑性を持っています。
特徴としては、鞘の中に入っている種の量が多く、鞘から抽出出来る香りが多彩です。
少ない使用量でもしっかりと香り付けができ、バニラを使用するあらゆるお菓子で利用可能です。
エクアドルで発見されたアマゾンバニラ、品種名バニラオドラータは、エクアドル現地キチュア族との10年以上のパートナーシップのあるママノが、日本で初めて輸入しました。ジェラート、チョコレート、ケーキ、シュークリーム、プリンなど様々な商品作りにお使いいただける商品です。
このアマゾンバニラは、お菓子作りに新たな風味を加えるだけでなく、チャクラシステムという世界農業遺産に登録された農法で栽培されており、植物生物多様性の保全や、気候変動への適応、さらには先住民や小規模農家の収入向上支援にも貢献しています。
食品と自然保護や気候変動との関わりに興味のある記者の皆様に、ご取材いただけますと幸いです。
アマゾンバニラ詳細
生産者:カヤリ組合。先住民キチュア族が主な構成員。約800世帯が参加。小規模農家の支援が目的。
地域:エクアドル ナポ県 テナ地域
自然環境:アマゾン熱帯雨林
栽培方法:伝統的なチャクラシステム(アグロフォレストリー)、無農薬、無化学肥料
品種:バニラオドラータ。エクアドルアマゾンの固有種。タヒチバニラは、バニラプラニフォリア(ブルボン系)とバニラオドラータの交配種。
希少性:ほとんど市場に存在していない。商品化は数年前に始まったばかり。
香り:豊富なバニリン由来の甘いバニラ香、シナモンやアニスのスパイス香、伽羅や白檀の木香などの複雑性
身の形:中身がたっぷり詰まっていて太いものが多い
重さ:3-6g程度
長さ:15-18cm程度
使用用途:アイス、カスタード、焼き菓子、バニラエッセンス、チョコレート、香水等
取引方法:ダイレクトトレード、フェアトレード。フェアトレード認証はなし。
物流:現地メンバーが現地で直接組合長から購入。輸出から国内パッキングまで自社で管理。
児童労働:なし。小規模農家で自分たちの農園での農作業を行っており搾取的な労働もなし。
日本初のチャクラ認証取得について
エクアドルアマゾンのチャクラ農法(システム)は国連の食糧農業開発機関(FAO)によって、環境や人権など様々な面で未来に残すべき伝統システムとして、2023年2月に世界農業遺産に認定されました。エクアドルアマゾンではこのチャクラ農法によって作られた作物を証明するチャクララベルを新たな制度としてスタートしています。ナポ県の州政府、世界自然保護基金(WWF)やドイツの開発機関(GIZ)などによって主導されているこの組織に、当社も選定委員(倫理委員)として企業代表として加盟しています。今年中には、日本で最初のチャクララベルを付けられる予定です。
企業概要
ママノチョコレート(株式会社コータロー)
2013年に東京・赤坂見附で創業。エクアドルのアマゾン地域で栽培されるアリバカカオ専門店。2022年から法人向けクーベルチュール販売、カカオ豆、グアユサ、バニラビーンズ、ハチミツ輸入販売事業開始。
公式ウエブショップ https://mamano-chocolate.com/
Instagram: mamano_official
Twitter:https://twitter.com/MAMANOofficial
Facebook:https://www.facebook.com/mamanochocolate/