ママノのスコーンを誰よりおいしく食べるコツ。
ママノマガジンの読者の皆さん、チョコおたくのカデカワです。
わたくし沖縄に住んでいるのですが、今週はなんだか寒くて驚いています。先週まではまるで初夏だったのになあ。
ところで、ママノのスコーンはもう召し上がりましたか?
長いときを経てパワーアップして帰ってきた、あの、スコーンです。
わたしもいただいたのですが、実は二度目まで(声を小さめに)あまりおいしいと思えませんでした……それもそのはず。わたし、温め方を決定的に間違えていたのです。気がついたときには、それはもうショックでした。二度も間違えたので、おいしく食べられなかったスコーンがもったいなくって。
ママノマガジンを読んでくださっている皆さんには、そんな悲しい思いはさせまい! 今日はカデカワが責任をもって、ママノのスコーンをおいしく食べるコツを伝授させていただきます。
まず、スコーンは冷凍で届くのですが、箱を開けるとこんな紙が入っていまして、
「スコーンのおいしい食べ方」と書いています。書いてあるとおりに封を少し切ってから、レンジで40秒温めました。
その結果。
「なんだか、生地がぼそぼそしてる……?」
いやいや、ママノ自慢のスコーンです。そんなことはあるはずがない、と挑んだ2回目。今度はレンジでチンしたうえで、トースターで焼いてみました。これも紙に書かれていた推奨の食べ方です。それから、写真を撮ったりなんかして。
うん、よく撮れたので食べましょ……うわ、硬い!なんで!?
合計スコーンを4つも納得できない食感で食べたわたしは、作り手の本間さんに直接質問をすることに。
電子レンジで温めるさいの注意
カデカワ「レンジで温めていると、バターがジュワジュワと沸騰しているようなのですが、温めすぎでしょうか?」
本間さん「ママノのスコーンはバターをたっぷり練り込んでいるのでジュワっとなりやすいのですが、余りにもジュワジュワしているようだと温めすぎですね! すぐに食べるのであればそこまで問題ありませんが、バターが抜けてしまうと、時間の経過とともにどんどん硬くなってしまいます」
カデカワ「(なんだってー!わたしの食べたスコーンが硬かったのは、レンジで温めすぎだったのか……!)」
ここで、家の電子レンジを再確認してみました。
我が家の電子レンジは、分かりやすい箇所にワット数が書いていないタイプのデザインです。
側面には「定格消費電力」と「定格高周波出力」の2つのワット数が書いてあります。定格消費電力が500wと書いてあったので、説明書きどおりに40秒〜1分温めたらいいのだろう、と理解していたのですが、これが大間違いでした。なんと、電子レンジのワット数は後者の「定格高周波出力」だったのです。う、うっかりすぎる。
あらためて調べたところ、わたしの家の電子レンジは1050wでした。500wで40秒のところ、1050wで40秒。つまり、2倍温めていたことになります。そりゃあ、バターもジュワジュワになってしまうというものです。
改めて20秒だけ温めたスコーンはもはや同じものとは思えない食感で、とってもおいしかったです。
以上のような教訓から、温めすぎると取り返しがつかないので、迷ったら時間は短めにして調整する方法をおすすめします。
電子レンジで温めるさいの注意
①ワット数を確認しよう
②説明書の40秒〜1分は500wの場合です。ワット数にあわせて時間を調整しましょう。
トースターは焦げ目がつくくらいがちょうどいい!
カデカワ「次にトースターで焼くさいのポイントですが、どのくらいの分数がいいのでしょうか?」
本間さん「トースターの時間ですか。これまた電子レンジよりも出力差があるんでなんとも言えませんが、かるく焦げ目が付くくらいをおすすめします」
カデカワ「なるほど、焼いてもいまいちサクサクにならないな〜と感じていたのですが、焦げ目がつくくらいしっかり焼いちゃっていいんですね!」
本間さん「はい。あ、レンジなしで直でトースターだけで温めようとすると、外は焦げるけど中は冷たいってことになりますので、事前にレンジでの温めは必須ですよ」
実際に焼いてみました。
Befor
After
すこし焦げ目がついているのがお分かりいただけたでしょうか。
取り出したときには焼きすぎたかな?と思ったほどですが、実際に食べてみると外はサクサク。内側はしっとりです。温めすぎた最初のスコーンとは天と地の差の味わいで、ひっくり返ってしまいそうでした。これならいくらも食べられます!
あ、スコーンはちょうどいいサイズなんですよ。すこし小ぶりです。
うん、おいしい!
ママノのスコーンと飲み物
カデカワ「ママノのスコーンを食べたら、牛乳が飲みたくなりました。アイスでもホットでもいいですね」
本間さん「マイベストも牛乳です。コーヒー牛乳なんかもいいですね」
ほかにも合う飲み物はあるかな?と、アフタヌーンティーのイメージで紅茶をあわせてみました。スリランカのキャンディという、すっきりした綺麗な風味の紅茶です。ストレート。うん、いいですね。でもやっぱり一番は牛乳かな。
シェフのおすすめアレンジ
「そのままでおいしい」を目指して作られたママノのスコーンにも、実はおすすめのアレンジ方法があるんだとか。本間さんに教えていただきました。
本間さん「焦げ目をうっすらつけたスコーンに、アイスを乗せるとおいしいですよ」
お、おおお。なんておいしそうなイメージでしょう。ホットケーキにバニラアイスを乗せると、あったかいのと冷たいので両方美味しく感じられるあれですね。
記事執筆の直前に聞いたアレンジ方法で残念ながら試せていませんが、おいしいのは確実なので、バニラアイス、買ってきたいと思います。
さらに。
本間さん「甘さ控えめのスコーンなので、メープルや蜂蜜を垂らしてもおいしいです」
とのこと! アレンジ次第でとっておきのデザートになるんですね。
温め方はお好みで!
カデカワ「スコーンはレンジの温めのみでも食べられるようになっていますが、トースターで焼き上げることで焼き立てのような食感になりますね。わたしはこちらがサクサクしていて好きです」
本間さん「レンジだけで温めたスコーンはしっとりしたバター感を感じられ、さらにトースターで焼くだけサクサク感が増していきます。サクサクした食感が欲しい方は、焦げが苦くなってしまわない程度で、好みの強さで焼いてみてください」
本間さん、たくさん質問に答えていただいてありがとうございます。
カデカワひとりではママノのスコーンのおいしさを発揮させてあげられないまま終わるところでした。危なかったです。こんなにおいしいのに。
皆さんはスコーン、おいしくいただけていますか?
すでに購入してくださっている方は、本間さんが教えてくれたアレンジも是非試してみてくださいね。あ、もしかして、まだ食べられてませんか? それならまずは購入から。
スコーンは2種類。アリバカカオのビターなチョコがたっぷり入ったチョコチップと、生地にチョコレートを練り込んだショコラオランジュです。
チョコチップは、まばらに練りこまれたチョコレートが味わいに変化をつけてくれるのが楽しい。パンとお菓子を良いとこどりをしたようなプレーン生地の風味がよくわかります。
ショコラオランジュは、わたしのお気に入り。
ママノのオランジェット「オレンジの恵み」にも使用しているジューシーなバレンシアオレンジを、チョコレートたっぷりの生地にトッピング。オレンジとチョコレートの相性って抜群ですよね。
スコーンは2つずつ包装されています。
1つだけ食べたいときは、片方はラップに包んでジップロックに入れて冷凍庫で保管すれば、残ったスコーンも好きなときに食べられます。
みなさんのお家に、しあわせを届けられますように。
wrriten by カデカワミズキ
チョコレートおたくのフリーライター。沖縄を拠点に活動中。
twitter @mizuki1010uk