エクアドルのWINAK組合との直接取引契約の調印式を実施、ビールでお祝い。

エクアドルのWINAK組合と直接取引契約に関する調印式を実施しました!

先日、エクアドルのアマゾン地域にあるWINAK組合とカカオ豆の直接取引に関する契約の調印式を行いました!WINAK組合はエクアドルの先住民ケチュア族の小規模農家の集まりで、ママノでは約5年WINAKの豆を使用しています。

WINAKでは、無農薬&化学肥料使用ゼロのチャクラ農法(アグロフォレストリー)を実践しており、熱帯雨林を伐採することなく多様な植物相の中でカカオを栽培しています。育てている品種は華やかな香りが特徴のナショナル種(別名アリバ)で、生産性が高く香りがやや弱いCCN51種とは異なります。

ママノでは原則としてWINAK組合のカカオ豆のみを使用しています。1つの組合のカカオ豆だけを使ったチョコレートを提供しているお店は珍しいと思いますが、特定の組合と長期的に直接取引(ダイレクトソーシング)を行うことで、相互信頼の構築とさまざまな協働の可能性を見出すことができることを強く感じています。

↑WINAKのメンバーとの調印式では未来を語り合いました。


WINAKからは、自分たちの森を守り続ける覚悟、自然保護関係NGOとの協働、チャクラ農法で新たに栽培する作物への期待、カカオ豆の栽培から加工プロセスでの改善点などを聞き、ママノからは森を守るチョコレート店の展望、新たな商品展開、カカオ豆の品質向上案、農園でしかできない新商品の開発等について話をしました。

近いうちに、2021年収穫のカカオ豆のチョコレートに切り替わり、よりフルーティで強いアロマを持つチョコレートを皆様にお届けできる予定です。ぜひ、楽しみにお待ちください!