1月のエクアドル便り:カカオの発酵実験と野生カカオのさらなる探索にむけて。

1月のエクアドル便り:カカオの発酵実験と野生カカオのさらなる探索にむけて。

こんにちは、ママノのウリ(エクアドル代表 アマゾン地域在住)です。

1月は、エクアドルにおけるママノの一年のスタート月。

主に準備と調整に時間を使いました。

プロセスを整えて、パートナーと目線を合わせて、これからの動きの土台をつくる時期でした。

この月の大きなテーマの一つが、カカオのポストハーベスト工程の準備です。今年のやり方を整理し直し、特に「香りをどう引き出すか」に重点を置きながら、ポストハーベストセンターのスタッフ向けに研修も行いました。早い段階で手順をはっきりさせて、品質の基準をチームで共有することが目的です。

同時に、生産者から、取り扱い品目、供給状況、基本的なトレーサビリティ情報も集めました。これらの情報は計画づくりに使うだけでなく、シーズン後半ではなく、早い段階から2026年向けの発注準備を進めるためにも活用しています。

 

また、Wiñakと連携した野生カカオの取り組みも、1月の重要なテーマでした。

新しい供給源を調べるための準備を一緒に進めています。

具体的には、今後のフィールドワークの範囲を決め、基本的な進め方を整理し、Wiñak側で2名の現地スタッフを契約する準備も始めました。

これからの現地訪問や「森の現地調査」を計画的に進め、集まった情報をもとに一貫した判断ができるようにするのが狙いです。

 

1月は学びの機会もありました。

セミナーが2つあり、1つはEnrique氏と先住民リーダーのJuan Carlos Hintiach氏による、COP30への先住民参加をテーマにした内容。もう1つはASOPROCANANDÉ協会と行ったチョコ雲霧林での持続可能なカカオ栽培に関する内容でした。

 

最後に、国際市場向けの対応として、Chakra認証との調整も続けています。

海外のお客様や付加価値製品に対応できるように、認証ルールの調整に関する議論にも参加しました。

まとめると、1月は準備と整備の月でした。目に見える成果はすぐに出にくい作業も多いですが、この積み重ねが、今後の数か月の品質と安定供給につながっていきます。